2019年09月28日

工務店が言わない、ZEHの問題点!

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太陽光発電や蓄電池といった様々なシステムを導入したZEH住宅(以下ZEHと略)は、光熱費やエコの観点からメリットがあると言われています。

しかしZEHには、一般の消費者が知らない大きな問題点があります。
今回は、工務店の営業マンが言わない、ZEHの問題点についてお伝えします。


そもそもZEHとは

その前に、ZEHについて改めて説明をします。
ZEH(ゼッチ=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、高い断熱性能、省エネ設備、太陽光発電システム、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)などを備え、消費を上回るエネルギーを自宅で発電して、エネルギー収支をゼロまたはプラスにするエコ住宅のことをいいます。


ZEHの4つのメリットと4つのデメリットを、簡単にお伝えします。

メリット
@高い省エネ性で光熱費を抑えられる。
A浴室等のヒートショックを防ぎ健康に暮らせる
B資産価値が高くなる。
C補助金が受け取れる。

デメリット
@価格が高くなる。
A売電価格が下がっている。
B発電量が不安定。
C窓の大きさと多さ・吹き抜け・リビング階段等に制限がある。
等が挙げられます。


デメリットもありますが、ZEHは、省エネ性が高く光熱費が安くなる住宅だという事は、お分かりいただけたでしょうか。


ZEHの問題点は?

しかし、少し考えてほしい事があります。
それは、家づくりをするにあたり、住宅性能で大事なことは、省エネと光熱費が安くなる事だけでしょうか?

違いますよね。


家づくりをするにあたり、省エネ性や光熱費が安くなることも大事ですが、耐震性や耐久性などの安全性も大事ですよね。

北海道や熊本県の震度7の大地震の被害や大型台風の被害が報道される中で、住宅が損壊あるいは倒壊しているのを何度も見ると地震や台風の性能を考慮した家づくりを意識するのが当然ではないでしょうか。

特に岐阜県や愛知県では、南海トラフ大地震がいつ起きてもおかしくなく、耐震性を意識するお客様は大変多いです。

それでは、ZEHの耐震・耐風性はどうなんでしょうか?

結論からいうと、ZEHに耐震・耐風の基準はありません。
ですからZEHにしたからと言って、耐震・耐風性がある住宅にはならないのです。


つまり、ZEHの問題点とは、耐震・耐風性や耐久性の基準がないという事なのです。


私も、多くのお客様からご相談を受けて、ZEHは耐震・耐風・耐久性もある住宅だと勘違いをされているお客様が非常に多いと感じています。

家づくりを考えているあなたには、ZEHで建てても耐震・耐風・耐久性のある住宅でないことをお伝えしたかったのです。
ZEHだから耐震・耐風・耐久性も高いという勘違いに気づいてもらい、ZEHの住宅をいかに耐震・耐風・耐久性が高くなるように工夫していくかが重要なポイントになります。


ZEHの耐震・耐風・耐久性を高くするには?

それでは、家づくりをする時に、ZEHと耐震・耐風・耐久性を両立させることは可能なのでしょうか?

実は、ZEHと耐震・耐風・耐久性を両立させる事は簡単なのです。


その簡単な方法が、ZEHと長期優良住宅を組み合わせる事です。

長期優良住宅とは、住宅の耐震・耐風性(構造)や耐久性(劣化対策)、維持管理、断熱性(温熱環境)などの項目に対して、最高基準の性能が決められており、設計と工事段階で第三者検査機関に検査をしてもらえる、国の性能認定付住宅です。


ZEH住宅の省エネ・総エネの特徴に、長期優良住宅の耐震・耐風・断熱・耐久性・メンテナンス性の特徴を組み合わせる事で、一歩先をいく住宅の性能になります。

今後、見学会などで営業マンからZEHの説明が有った時は、耐震・耐風・耐久性の性能基準も併せて確認する事が重要です。


追伸
弊社でも、ZEH住宅と長期優良住宅を組み合わせた、ZEHMeguru(めぐる)に取り組んでいます。
詳しくは、弊社のホームページをご覧ください。
↓ ↓ ↓
http://hadablog.sblo.jp/article/186610608.html
posted by ☆☆☆三ツ星工務店 羽田建設(株) at 00:00| 10 知ると得する、お役立ち情